1章‐2 太陽と地球と季節

改めて書くまでもなく、太陽の力は絶大です。
冷え切った宇宙にポツンと浮かぶ地球にとって唯一無二の暖房器具。

ただし、太陽の暖房効果にはムラがあります。
真上からジリジリと照らされる赤道付近と、斜めから弱々しい光を浴びる北極&南極などの高緯度地域。
だから赤道付近はとても熱く、北極&南極はとても寒いのは皆さんご存じの通り。

この赤道付近と北極&南極の大きな気温の差が、天気の世界では非常に重要な役割を持っています。
詳しくは後ほど。

そして太陽と地球の関係でもうひとつ重要なことが、地球は少し傾いたまま太陽の周りを回っているということ。
どれだけ傾いてるか覚えてますか?
正解は23.4度ですが、まあ数字に深い意味はないんで忘れても大丈夫です。

地球が傾いてることによって太陽のどちら側にいるかで太陽を見上げる角度が変わり、より高くから照らされる夏は熱く、より低くから照らされる冬は寒くなります。
「昔そんなこと勉強したけどよく覚えてないや・・・」という方は、国立天文台の暦wikiというサイトにコンパクトにまとまっているのでぜひ復習しておいてください。

この地球全体で起きる季節の変化を理解することが天気を理解するキモです。
何がどう変わるのかは、あとでじっくり取り上げていきます。

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