20151220日光白根山

黒岳滑落事故の話を先にしちゃったけど、12/20に今シーズン初の冬山として日光白根山に行ってきました。
冬型気圧配置が終わってから移動高気圧にどっかり覆われたベストなタイミング。
太陽に輝く木々、雪面に刻まれた複雑な紋様、青空・雪・岩の見事なコラボレーションなどなど。
ちょっと寒さに凍えつつ冬山ならではの美しさを満喫してきました。
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山も四季それぞれの良さがあるけど、冬が来るたびにやっぱり冬が好きだなぁと思わずにはいられない。
もちろんその代償として冬山特有の危険も多くあるわけだけど、自分のレベルに合った山を選んで、しっかり冬山の準備して、天気の悪い日は避けて、心身の余裕と緊張感をうまく持ち合わせて。
そんな当たり前のことをしっかりしとけば『冬山なんてとんでもない!』ってほど危ない世界でもないと思ってます。

特に天気の悪い日を避けるのと、どの山を選ぶのかは夏山以上に重要。
その選択を謝ると冗談抜きに帰ってこれなくなる世界だってのは肝に銘じとくべき。

冬山に興味はあるけど何をどうしたらいいのかわからん!な方は、とりあえず樹林帯のスノーシューツアーなんていかがでしょ。
動物の足跡を探しながらふっかふかの雪の中を歩き回る、それだけでもホントに楽しいですよ~。
色んな会社のツアーガイドあるけど、総合アウトドアメーカーのモンベルも色んなとこでやってるんで参考にどうぞ。

冬よ来い

毎週木曜日に発表される1ヶ月予報、これは日々の天気じゃなくて1ヶ月のなんとなくの傾向を予想するものです。
いつになったら快適な雪遊びができるのかと気になる中、12/24発表の1ヶ月予報による北陸の気温予想がこちら。
緑線が平年の気温推移、黒線がこらまでの実況&予想です。
1month-20151224

今週末は少し寒気が入るからちょっとは降るだろうけど、その後は目立った寒気は期待できず。
特に第2週目の高温が顕著で涙がでそう…。
まだ本格的な雪遊びシーズンはおあずけで、ぼくみたいな雪遊び大好き人間やスキー場関係者にとっては悲しい日々が続きそうです。
雪遊びしない人にとっては快適な冬なのかもしれませんが…。

元の一ヶ月予報は季節予報@気象庁から。
地方を選択すると地方ごとの細かい予報が見れて、さらに詳細な資料は予報の上にある解説資料(これは北陸版)からどうぞ。

毎月25日にはさらにざっくりした3ヶ月予報ってのも発表されるけど、かなり先の話&ぼんやりした予想になるんで参考程度でよろしくです(^^;

谷口けいさん滑落事故

大雪山系の黒岳で起きた著名登山家、谷口けいさんの滑落死亡事故。
北海道新聞ニュース

黒岳は昨冬登ったばかりなので全く他人事な気がしません…。
山頂は平坦&それなりに広かったので“山頂から滑落”は疑問だったけど、上記記事にあった“用を足すため岩陰へ”ってので納得。
風と視線を避ける場所を探して北側の谷に近づきすぎてしまったのかも。
こんな凄い人でもほんの少しの油断からこんなことになるなんて、ほんと山は怖いとこです。
始まったばっかりの冬シーズン、改めて気を引き締めないと。

電子国土Webより黒岳の地形図
kurodake-map

ちょっと記録的な台風誕生

12/11 15時に2015年で27個目となる台風第27号が発生しました。
実はこの台風、ある記録を打ち立てています。

気象庁が台風の統計を取り始めたのは1951年。
それから50年以上台風がいつできたか記録してるけど、今まで1年のうち毎月台風が発生したことはありませんでした。
詳しくは台風の発生数@気象庁で見ることができるけど、11ヶ月はあったのに!という惜しい年が何回かあっただけ。
それが今回、この27号の発生で12ヶ月毎月誕生という記録を打ち立ててしまいました!
2014年6月から毎月発生してるので連続発生記録も更新中。
だからといって、「異常気象が~」といったほどのことではないのでご安心を。

12月に台風ができること自体もめずらしいことではなく、平均的に1個くらいはできたりします。
1年のうち一番台風の発生数が少ないのは“2月”。
1-4-1
台風の発生、接近、上陸、経路@気象庁より

夏に温まった海で多くの台風が生まれ、秋から冬にかけて海が冷えるにつれて台風の数は減っていく。
海は陸地に比べて冷えにくい(&温まりにくい)性質があるので、冬になってもたまに台風ができるくらいの熱はもってたりします。
そして、年を跨いで海が一番冷え切った2月に台風も一番少なくなるって理由です。

たまに1月に台風ができると「こんなに早く台風ができた」って報道のされ方をするけど、実は「こんなに遅く台風ができた」ってのがホントの話だったりします。

さて、話は戻ってこの台風27号はどこへ行くのやら?
まだまだ日本への影響を心配するような段階じゃないけど、気が向いたときに台風情報@気象庁でも覗いてみてください。

天気図リニューアル!

天気を考えるときに欠かせない存在である天気図。
見たことないって人はまずいないと思うけど、テレビ等で登場する簡略化される前のちゃんとした(?)天気図を見たことないって人は結構いるかも。

もちろん天気図を作ってる気象庁のウェブサイトでも公開してるんだけど、そこが今日(12/9)ちょっとリニューアルしました。
気象庁ホームページで提供する天気図の充実について

見た目的なインパクトは今まで白黒だったのをカラー化しましたってのが大きいけど、他にも大事な点が3つ。( )内はこれまでの状況

  • 天気図が過去3日分見れるようになった(1日分だけだった)
  • 予想天気図の日本周辺拡大版が登場(広~い領域で日本が小さかった)
  • 実況天気図と予想天気図が同ページ内で見やすくなった(実況と予想が別ページで流れが分かりにくかった)

天気予報を理解&考える上で重要なのはカラー化よりもこっちの方。
ここ数日の気圧配置の変化と予想がこれまでより圧倒的に見やすくなったんでせひお試しあれ。
天気図(実況・予想)@気象庁

予想天気図を理解するには、気象庁が民間予報会社向けに気圧配置と全国の悪天予想についてざっくり解説してる『短期予報解説資料』を読めば効果は抜群!
地球気@日本気象株式会社気象FAX画像@株式会社アルゴスで見ることができるんで合わせてどうぞ。
解説資料の読み方もそのうちご紹介します!
そのうち…(^^;