樽前山

登山のお供になる…かなぁ。『噴火速報』

御嶽山の噴火事故をきっかけに“噴火速報”ってな新しい防災情報が8/4に始まりました。
どんな情報かというと、名前の通り「○○山が噴火したよー!」って事実だけをできるだけ早く世の中に伝えるための情報です。
噴火速報はじめました@気象庁

『登山中の方や周辺にお住まいの方に、火山が噴火したことを端的にいち早く伝え、身を守る行動を取っていただくための情報』となってるけど・・・正直なところ、『登山中の方』にとって劇的に役立つ情報かはかなり怪しい。
なぜならこの情報は監視カメラや地震計、空振計といった観測データから人が判断して発表するから、どんな早くても数分はかかりそう。
(ちなみに、緊急地震速報は感知→解析→情報発表がすべて自動化されてるんで秒単位の早さです)

御嶽山から登山者が得るべき教訓は、もし噴火したらとにかく早く少しでも安全な場所へ避難!ってこと。
その判断に「誰かが危ないって言った」なんて悠長なことを挟む余裕は全くないです。
そうやって動くには、山に登るならその山が火山だって事実をしっかり認識しとくこと。
そして頭の隅っこでいいから今何かが起きたらどう行動するかって危険へのアンテナを常に張っとくことが必要かと。

山に登らないことが一番安全、なんて身も蓋も無い意見もあるけど、それを言っちゃアウトドア活動全般が危険、もっと言えば家から出ないのが一番なわけで。
火山に登ることで自然の力を体感することは決して全否定されるような行動じゃないと思ってます。
もちろんリスクを正しく認識しつつ、何か起きたときに「まさかこんなことが・・・」なんて言葉を吐かない覚悟くらいは必要になりますが。

万一何かあった時のため、そして何より、何も起こさないために事前の念入りな情報収集と登山届の作成&提出はしておきましょう!
登りたい山が火山だったら事前にこちらもチェックしてみてください。
火山登山者向けの情報提供ページ@気象庁

そして最後に、御嶽山事故からの大事な教訓をもうひとつ。
悲しいかな、今の科学技術水準では今回の御嶽山噴火のような(噴火現象としては)小規模な噴火を事前にバッチリ察知するのはなかなか難しいです。
「事前に危険情報がない=絶対安全」ではないことはどうか忘れないでください…


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です