「少雪な冬」×「暖&少雨な春」=?

今日になって一気に九州~東海まで梅雨入りが発表され、そろそろ関東にも梅雨の便りが届きそうな気配。
これからスッキリしない天気が続くのか・・・とウンザリしてる人に、ちょっと雨が恋しくなるかもしれないお話を。

ちょっとこの間の冬を思い出すと、2015-16年の冬はなかなかの暖冬&少雪。
雪山大好きっ子にとっては辛く寂しいシーズンでした。
改めてデータで見てみると、特に本州は平年6割以下のところも多く、かなりの少雪っぷり。

snow_201512-1602
冬(12~2月)の天候@気象庁より引用

そして春。
3月から5月にかけてどんな天候だったかというと、ずばり『高温&少雨』。
一時的な寒気の入りを除けば、全国的に気温はずっと平年より高め。
雨も北日本~東日本、北陸~山陰と平年よりかなり少ない状況。
関東では6/3に少雨に関する関東甲信地方気象情報@気象庁なんてのも出てたりします。

temp_201602-05
rain_201602-05
春(3~5月)の天候@気象庁より引用

さて、「少雪の冬」から「高温&少雨の春」につながると、どんなことが起きるか。
関東の水がめである利根川上流の8つのダムの貯水量がどう推移してるかのグラフです。

dam_20160603
首都圏の水資源状況について@関東地方整備局より引用

赤い線が今年の水位だけど、利根川8ダムとして統計が始まってから最悪のペースだった平成25年よりさらに悪い。
雨の少ない冬に減少→春の雪解け水でたっぷり補給→梅雨や台風の補給を受けつつジリジリ減りながら夏を乗り切る、が定番の水位変化。
ダムの専門家ではないからあくまでも推測だけど、今年の変化は

  • 暖かい春のせいで雪解けが急速に進んで例年より早い3~4月に水位上昇
  • 元々雪が少なかったから5月半ばに早くも雪解けの恩恵が終了
  • 最近の少雨のせいで急速に減少中!

ってことかと。

そろそろ梅雨に入る時期とはいっても、しばらく雨は少なそうという1ヶ月予報も出てるんで今後の推移がちょっと心配です。

さてさて、ここまで読んだ人はぼちぼち雨が恋しくなってきた頃でしょうか。
ジメジメと鬱陶しい梅雨だけど、夏を乗り切るための大事な給水期間。
特に脱水症状気味な今年はほどほどに降ってくれることを願いましょう!


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