等圧線(補助線)ノススメ

明日の関東は1日中つめた~い雨の予想。どのくらい寒いかというと予想気温はこんな感じ。

平地じゃさすがに雨が濃厚だけど、標高が1000mもあればしっかり雪になりそうな低温っぷり。
これは降り終わったら近場の山へ行きたいとこだけど、天気がちゃんと回復するのは28日になってから。今回は寒さに加えて天気の崩れが長いのが特徴です。

雨が降り出してる(はずの)26日朝の予想天気図がこちら。ありゃ?雨が降るのにずいぶん低気圧が遠いなぁ… ってのが今回の天気のツボ。

今日の衛星画像を見ると、まだ九州の南にいる低気圧とは離れた本州の南にもまとまった雲域が。今の天気図からはこの雲域の存在はちょっと読み取れないけど、確かにここには何かある。

この雲域は下層のシアー(風の境界)に対応してて、まだ地味だけどこれからの天気には非常に重要な存在。
改めて26日朝の予想天気図を見てみると、関東の近くで意味ありげな等圧線の凹みが描かれてるのがわかるかと。

天気図の等圧線は4hPaごとに実線で書くのが基本で、スケールが小さかったりまだ顕在化してないと4hPa線だけでは表現できない。
でも、今ココにあるモノを伝えたいのっ!!という天気図描きの想いが溢れると2hPa間隔の破線(補助線)が登場します。
今回みたいな〝無くてもいいように見える〟補助線は、高気圧や低気圧の中心まわりにある補助線とちょっと重みが違う。

今回は、低気圧とは離れたとこにシアーがあるんだよ。これが先に雨を降らせて、そのあとに遅れて低気圧本体が来るから雨が長引くんだよ。そんなメッセージが込められた補助線だったんだろうなと。

天気図に補助線を見つけたら、なんでその補助線を描いたのか想像すると天気図の楽しみ方を広げてくれると思います。
天気図描きには「等圧線を書くんじゃない。天気図を描くんだ。」という名言?迷言?も伝わってるとか。
ぜひその熱い想いを読みとってみてください。


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