秋の天気予報のハズレ方

今週末は久しぶりに日差しが戻りそう。何しよう!と期待してた人も多いはず。(ぼく含む)
ただし、相手は秋の停滞前線。
なんとなく嫌な予感はしてました・・・。

特に今年は秋雨前線がハッキリクッキリ、そして見事な停滞っぷり。
梅雨と同じく天気予報が非常に難しい、そしてハズレやすい状況です。

22日に作成した2日後(つまり今日、24日)の予想天気図がこちら。fsas48_20160924-21日本の東にある低気圧から延びる前線は短くなり、日本付近の前線は不明瞭化。前線の名残りが本州の南にあるけど天気はそれなりに回復。そんな予想でした。

ところが・・・

こちら、23日に作成した翌日(こちらも今日、24日)の予想天気図がこちら。上の天気図と同じ時刻を予想した天気図です。fsas24_20160924-21消えてるはずの前線がしっかり表現され、さらに思いっきり本州にかかる予想に。
当初の予想より前線がハッキリ残る&場所も少し北側になりそう、の2つの変化からかなり予報が悪目に変わってしまいました。
前線から離れてる順にこんな感じ
 北陸:晴れるよ!→少しは晴れるはず
 中部:そこそこ晴れるよ→やっぱ晴れそうにないです…
 関東~東海:少しは晴れるよ→むしろ雨、ごめんなさい!!
fore_20160924-05

予想が変わったのは停滞前線の不確実性といってしまえばそれまでだけど、もう少し具体的に見つけるならこれから近づくトラフ(気圧の谷)が思ってたよりハッキリしてるってことになりそう。
水蒸気画像で西から近づく黒い部分がそのトラフです。wv_20160924-0500

停滞前線がダラダラと居座る中、こうしたトラフが近づくと前線は活発化&少し北上し、時には低気圧が発生することも。
この仕組みは季節を問わず、停滞前線の定番です。
今年の梅雨の実例⇒<梅雨の天気予報のハズレ方>

救いとしては、トラフが抜けた明日こそはそこそこ天気が回復しそう。
そして、前線がある=日本付近で夏と秋の高気圧が押し合いしてるおかげで、台風17号は日本に近づくことができず南の海を西に素通りしそうってこと。t1617_20160924-03

念のため最新の天気予報を確認しつつ、予定の立て直しをお願いします・・・。

山梨でテント泊BBQを考えてた我が家もこの悪天と、チビすけの発熱というWパンチであえなく予定変更。
どっちも仕方ないもんだと諦めてます・・・。

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