気象庁の衣替え ~空と海が手を繋ぐ~

お知らせ&メモ

ども、とっても久しぶりのブログ更新です。

わが社じゃ10月は4月と並ぶ異動の季節。
ぼくも10月の辞令をもらうことに…

これまでは
気象庁 予報部 予報課 主任予報官(の下の予報班)
ってわけで、これでもか!ってくらい“予報”推しの部署。

そしてどこに変わるかというと
気象庁 大気海洋部 予報課 気象監視・警報センター(の短期予報班)

なんか長ったらしくなったけど“予報課”“予報班”って単語が入ったまま。
ついでに仕事も天気予報に代表される予報現場のまま。

早い話が仕事はそのまま、組織再編で仕切りが変わるってだけの話です。
今日10月1日に気象庁の組織がガチャガチャっと変更になりました。

これが昨日までの気象庁の組織図。
陸海空の現業部門を持つ予報部、観測部、地球環境・海洋部、地震火山部。
そして諸々を総括する総務部ってな構成。組織・所掌業務・幹部一覧@気象庁より ※もう古いのは見れなくなったけど

ここから
・予報部も観測部も相手は同じ“空”だよね
・“空”と“海”も密接に関わってるから仲良くしなきゃ
・だったら予報部&観測部&地球環境・海洋部を全部くっつけて大気海洋部にしちゃえ!
・ついでに各部の通信や開発部門はまとめて気象庁全体を支える情報基盤部にしよう(デジタル庁的なポジション)
・総務部と地震火山部は基本的にそのままで

そんな流れでこうなりました。

大きく変わったとこだけ取り出すとこんな感じ。
さすがイラストや、万能すぎる…

※あくまでも個人的理解による説明です と一応付けておく

あくまでも自分は空の人なんで空&海視点。
総務部や地震火山部も中はちょいちょい変わってるんで、もっと細かく知りたい奇特な方は正式リリースをどうぞ。
「気象庁組織規則の一部を改正する省令」が公布@気象庁

組織の仕切りは変わったけど、一斉に席替えをしたわけじゃなくまだ従来の体制がベースになった場所も多々。
今冬に予定されてる大手町→虎ノ門への庁舎移転で本格的な新体制への席替えが行われることになります。

組織体制も場所も変わる今年度。
気象庁にとってはなんともバタバタした1年。

去年も昭和基地で気象棟から基本観測棟への引越しでヒーヒー言ってたのに2年連続で移転毎に関わってしまうとは…

残り寿命が少ない大手町の気象庁本庁ビル。
ぜひ最後の姿を見に来てくだされ!と言いたいけど、コロナ騒ぎで現業室の一般見学は再開されないまま終わりそう。

そして気象庁内にある気象どっぷりな本屋、津村書店の営業も今月いっぱい。
こちらは絶賛営業中なんで最後にor一度は覗いてみたい人はお早めにどうぞ。

津村書店(公式)
気象庁の片隅で65年 気象専門の名物書店が10月末で閉店へ@NHKニュース

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