世界一しあわせな動物と南極観測隊

南極

世界一しあわせな動物と呼ばれ、埼玉県こども動物自然公園でデビューした“クオッカ”

生息地のオーストラリア以外では現在飼育展示がなく、日本に来るのも60年ぶりってことで要整理券&閲覧時間10分というかなりのレア感あふれる待遇になってます。
ローアングルから見るとにっこり笑ってる顔が人気の理由だとか。
世界一しあわせな動物”クオッカ”が来園!@埼玉県こども動物自然公園より

そんなクオッカと日本で一番縁が深い人たち、それは南極地域観測隊(だと思う)。

クオッカはかつてオーストラリアの南西部にそれなりに生息してたらしいけど生息地の破壊や他動物の影響で大幅に減少。
いまでは西海岸の都市、フリーマントル沖合にあるロットネスト島などの限られた場所にだけ生息。

・・・と、ここでピンときた人は立派な南極好き。

これがフリーマントルからロットネスト島に渡る船着き場。

はい、うしろに何か見えてますね。
日本の砕氷艦“しらせ”です。

フリーマントルは毎年日本の南極観測隊と“しらせ”が立ち寄り、南極に向けた最後の補給をする港。
日本を先発した“しらせ”に観測隊は飛行機で追いつき、ここで“しらせ”に乗船。

乗船から出向までの数日、自衛艦である“しらせ”でのルールを学んだり、食料や小型ヘリの搭載をしたり。

クレーンで運ばれてきた食料の搬送は隊員総出。

こちら、牛乳1年分w

冷蔵コンテナの中へせっせと積み上げる。

昭和基地で24時間営業する我が気象部門も地元スーパーで夜食とおやつをたっぷり購入。

そんな感じで色々とやることはあるけど自由時間もあって、日帰りでロットネスト島に渡る観測隊員も結構いたりします。
自分もそのひとり。

レンタルサイクルで島を巡り、しばらくお別れとなる暖かな海を満喫。


そうやって島をウロウロしてると各所で出会うのがクオッカ。

中心部でも店先にクオッカ除けがいるくらいの密度で出会えますw
人慣れした野生のネコみたいな存在感。

自分の残念すぎる撮影スキルじゃいまいちかわいさは伝わらないけど、どんな姿をしてるかは埼玉県こども動物自然公園で実際に確認してみてくださいな。
まだ家にいることが多いみたいだけど、ピーカンの日よりちょっと天気悪めの方が外に出ることが多いとか。

最近生まれた赤ちゃんに会えたら幸せになること間違いなし!クオッカの赤ちゃんがうまれました!@埼玉県こども動物自然公園より

あいにくクオッカが出てきてくれなくとも人慣れした先輩たちがのんびり過ごしてる楽しい動物園です。

最後に。

後から気づいたけど、クオッカを撮影するこの外人さんの足が凄まじい存在感w

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