去年、山好きを震撼させた御嶽山の噴火災害。(登山中の被害は“事故”というべきだと思うけど)
山頂付近で噴火に遭遇したけど無事に生還した山岳ガイド、 小川さゆりさんの講演を聞いてきました。
山岳ガイド小川さゆり氏講演会@東京都山岳連盟
「亡くなった方は運が悪かった」だけで済ませては何も教訓が残らない。
素早い判断と行動で運を手繰り寄せなきゃ生き残れない。
噴火の最中、山頂で噴煙にカメラを向け続ける登山者の姿が一番“恐ろしい”光景。
非常時にいかに緊急事態のスイッチを入れることが重要かってことを繰り返し強調してたのが印象的。
体験談は手記としてまとめられたものが長野県山岳協会のサイトに掲載されてるんで、山で遊んでる人はぜひぜひ一読をオススメします。
小川さん手記「御嶽山噴火に対する思い」@長野県山岳協会
自分自身、いざってときにすぐに行動に移せるだけの緊張感と想像力を持ち続ける努力をしなきゃなと再確認するいい機会でした。
火山を扱ってるわけじゃないけど、自然科学に携わる仕事をしてる山好きとしてはもっと火山についても勉強すべきだなとも。
細々とですが、天気だけでなく山について色々なことを学ぶお手伝いをしていきたいと思います。
ほんっとに細々とですが・・・
コメント