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南極の夏の終わり

南極の夏の風物詩といえば、何といっても1日中太陽が沈まない“白夜”。

12月中旬、南極に向かって南下するしらせで白夜が始まり、それからず~っと太陽が沈まない時間を過ごしてきました。
最初は夜中でも真っ青な空に違和感を感じたけど、いつの間にやらすっかり慣れてた昭和基地暮らし。
何時までだって働けるぜ!的なノリで走り続けたこの1ヶ月。

でも最近、ちょっと息切れしてきた体で見上げる空が、夜中になると夕方っぽい雰囲気が濃くなってきた。

そしてついに。1月21日の未明、0時過ぎ。

地を這う太陽からの…

久しぶりの日没

そして約30分後、今さら感あふれる2019年の初日の出

遠くに見える山影からチラッと覗いた初日の出。
キレイではあったけど、丘の上で風に吹かれて寒かったもんだから拝んで早々に撤収しちゃいました。

あっという間に1月も残りわずかになり、2月1日には昭和基地の主役が59次越冬隊から60次越冬隊へと引き継がれる越冬交代式。
同時に60次隊の夏隊の作業の多くも締めに入り、しらせも離岸。
賑やかで慌ただしい昭和基地の夏が終わり、越冬隊だけで過ごす冬が始まることに。

だんだん融けてきた海も、そのうちまた凍りはじめるはず。
夜中の景色に夏の終わりを感じる1月下旬です。

めざせ!南極気象予報士(決定版)

先週6月22日に文部科学省から出たこちらの報道発表。
第60次南極地域観測隊員等の決定について@文部科学省

第152回南極地域観測統合推進本部総会で第60次南極地域観測隊員の大部分が決定。
その中にはぼくの名前も。

ってなわけで。

今年の11月から、約1年半。
第60次南極地域観測隊(越冬)の一人として南極に行ってきます!

4月に所属部署が変わったことで事実上の準備は始まってたけど、ついにこうして〝決定〟まで来たのは大きなひと区切り。
南極地域観測隊の候補者から正式隊員となる上での最大の障壁〝健康判定〟を無事にクリアしたってことになります。

今の立場はこんな段階↓第60次南極地域観測隊の行動予定@国立極地研究所(以下、極地研)より

わざわざ赤字で「身体検査の進捗により~」と書いてるあたり、いかに重要ポイントかが伝わるかと。
どんな検査をするかは健康判定の検査項目@極地研をどうぞ。

色々と人生初の検査があって面白くもあったけど、もちろん結果が出るまではドキドキ。
どうやら検査の時点で指摘された虫歯の対処でせっせと歯医者に通ったくらいで無事に終わったみたい。

夏期総合訓練(通称:なつくん)もすでに終わり、各隊員は自分の任務に必要な訓練、物資の調達&梱包と慌ただしい準備が本格化。
しらせが日本を出発する11月にかけて怒涛の数ヶ月になる、らしいです。

夏訓では南極地域観測隊が成り立つための仕事や任務について色々と教わったけど、文明圏から離れた場所で昭和基地というひとつの街を維持するだけでもホントに大変なんだなぁと。

南極がどんなとこで、どんなことをしてるのか。

何よりぼくの志望動機の柱である、どんな景色が広がり、どんな自然現象が起きるのか。

その辺をキャッチーでウィットでセンセーショナルに伝えてきます!

…とはいっても、南極に向けて出発するまでまだ5ヶ月くらいあるんで、それまでは日常の気象ネタと南極ネタが入り混じるごちゃごちゃした内容になりそうな予感。
ブレブレな軸のことは気にしないでください(^^;)