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星降る夜に

昨日、26日はひっさしぶりに文句なしの快晴!
大陸からのキンキンに冷えた&乾いた空気に覆われた朝の最低気温は60次隊として初の大台に乗る-30.9℃。
肌に寒さというよりは痛さを感じる空気の中、なんとか地平線から顔を出す太陽の日差しを浴びながら過ごす穏やかな1日。

この日は夜まで好天が続く予想。
これは行かねばとドキドキしながら夜の屋外へ。

目が慣れるまでもなく、星が多いのがすぐ分かる。

だんだん目が慣れてくると…やっぱり凄かった。

2019/5/26 22:00頃、東の空

ちょうど月明かりもオーロラも邪魔をせず、夜空は星々が埋め尽くす。
言葉ではうまく表現できないけど圧倒的な広さと深さを感じる素晴らしい世界。
天の川がホントに天の川や・・・

指先の冷たさにはちょっとだけ苦しみつつ、のんびり夜空を満喫する。

せっかくなんで、ぐるっと写真。

南の空

西の空

最後に北の空

そんなことをしてるうちに、ちょっとだけオーロラも登場して華を添えてくれた。

ただし、肉眼じゃ「なんかぼんやり明るいかなぁ」程度のオーロラ。
星に寄せてオーロラを撮ると盛りすぎな写真になるんで、なんかズルいことしてるような気分になりますw

久しぶりに感動する夜空に出会えて、なんか心が軽くなった気がする。
脳内BGMはやっぱスカパラかな。

まもなく長い長い南極の夜、極夜。
南極の神様、次は迫力満点のオーロラお願いします!

南極の夜の過ごしかた

31人だけで過ごす昭和基地の越冬生活。仕事の他に、日々の暮らしに彩りを加えるべく“生活係”ってシステムがあったりします。

実用的なとこから娯楽系まで色んな係があるけど、この日活動してたのは“シアター係”。
その名の通り、みんなで映画見ようぜ!ってのを仕切る係です。

ここは南極、昭和基地。
ということで、上映初めは“よりもい”から♪

上映会場は何かと人が集まってイベント会場となる食堂の一角。
まさにそこに日向がいる。作品の中の世界に入り込んだかのような不思議な感覚。

出発前に国内で見た時も凄い作品だと思ったけど、実際にしらせ、夏作業、そして夏隊との別れを経験した状態で見るとホントに色んな想いを呼び起こされる。
夏隊のみんな、元気にやってるだろか・・・。

そんなことを思いながら今回は9~13話。
見事に今回も泣かされました。
これだけの作品、自分用にもファンブック買っとけばよかったなぁ。

そんな涙涙のよりもい上映会が終了。
感動のオーロラ回のあとに夜空を見上げると・・・出てた。

「本物はこの1万倍綺麗だよ」なんて言ってみたくなるけど、綺麗というより、凄いの一言。

雲よりもずっと高いとこにあるはずなのにすぐ近くにも見えるし、とんでもなく大きいのにどんどん姿形を変えて動き回る。

なんとも不思議で圧倒的な存在感。
完全なる未知との遭遇。
オーロラ、凄いです。

ずっと見ていたい気持ちになるけど…ちょっと寒い。

夜がちゃんと夜っぽい暗さになり、スッキリ晴れた日はマイナス10℃くらい。そして風もそこそこ。
夏が終わって冬が迫ってきてることを日ごとに実感。
今の昭和基地はそんな感じです。

星空も狙って撮ってみたいけど、ここ数日はオーロラがちょいちょい出てるんでなかなか綺麗にとれない。
南極経験者が「星撮りたいのにオーロラが邪魔するんだよ」なんて言ってるのをなんつー贅沢な…と思ってたけど、なるほどこーゆーことか、と実感しつつありますw